整形外科にはメカニカルストレス*が原因で起こる疾患や障害があります。
ご自身の身体の使い方の癖や日常生活動作の習慣をみなおしてもらい学習することで疾患や障害の予防、改善が可能になります。これをモーターコントロール*(motor control)といいます。
正しい身体の使いかたを習得し、できるだけ癖をなくし体にかかるメカニカルストレスを軽減させる動きを習得することです。
基礎疾患や現病歴、いつからどのような動作で痛みが出るか、競技内容、趣味、運動習慣などを詳しくお聞きします。
痛みの原因を推測し、評価・治療につなげます。
姿勢の崩れ、動作の癖、身体の硬さ、筋力の弱さ、バランス等を確認してメカニカルストレスを起こしている原因と痛みの部位を特定していきます。
ご自身の体の癖と本来の正しい身体の使い方の乖離を動画や鏡をみながら認知してもらいます。
日常生活動作・趣味・運動へつながるような動作訓練を行います。passive(受け身の)リハビリ から active(参加型)リハビリへ理学療法士による徒手療法に加えて日常生活動作・趣味・運動へつながるように生活動作訓練も行います。
癖を修正し意識から無意識化するためには、ご自身の認知に加えて繰り返しの練習による習慣化も必要です。柔軟体操、筋力強化、バランス訓練、競技特性にあった動作指導(アスレチックリハビリ)、セルフケアの指導を行い、症状の改善や再発予防に一緒に取り組んでいきます。
個々の生活スタイル、運動習慣、趣味などの需要に柔軟に対応します。
“ピラティス”というメソッドを取り入れた運動器リハビリも提供しております。
ピラティスでは体幹筋(腹横筋・多裂筋・横隔膜・骨盤底筋)を起動させ安定した中で、様々な動きを行います。呼吸に集中することで体幹を安定させながら、ゆっくりとした動きで自身の体と向き合うことが可能です。
下記のマシーンを使用することで、よりご自身の癖に気づくことができたり、左右差を実感したり、またスプリング(ばね)がサポートもしてくれるので、少し難しい動きも体幹に集中して行うことができます。スプリングは負荷にもできるので様々な強度の運動が可能になります。年齢層も幅広く、個々の筋力に応じて強度を調整することが可能です。
当院のピラティスの特徴は、単なるファッションやエクササイズとしてのピラティスを提供するだけではなく、機能的・解剖学的に身体を理解した理学療法士による理論に基づいたピラティスメソッドを提供しております。
下記のような医療機器を運動器リハビリテーションの中で使用して治療を行います。
骨折治療機器
その他物理療法機器として牽引ベッド・ウォーターベッドなどの機器もそろえております。
痛みの原因を姿勢の崩れや歩行の癖から見極めアプローチするように心がけています。
ピラティスエクササイズを取り入れたリハビリを提供しております。
自由診療で行っているピラティスも担当しております。
【資格】
傾聴し信頼関係を築けるように心がけています。
症状に合わせてアプローチを行っております。
クリニック内で行う短時間型デイケアのコーディネートも担当しております。
お気軽に問い合わせください。
【資格】
体の状態を全体的に把握し、個々に応じたリハビリを提供できるように心がけております。一緒に一丸となりリハビリができればと思います。
身体の様々な変性疾患に対して患者様のライフスタイルから多角的に考え、リハビリを実施しています。スポーツ障害の方には競技特性に応じたメニューを提供し、復帰までサポートします。
患者様おひとりおひとりに寄り添い、満足してもらえるようなリハビリを行います。
Tel.0877-22-7311
受付時間
9:00~18:00
受付時間 9:00~18:00
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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9:00 » 12:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
14:00 » 18:00 | ● | ● | ● | / | ● | / |
*メカニカルストレスとは
本来の正しい身体のアライメント(骨や関節の配列、筋肉のバランス)が崩れることで、過度に関節に負担がかかり痛みがでる、筋肉の緊張が強くなってしまうことです。逆に使われない筋肉は委縮してしまい、メカニカルストレスに拍車をかけてしまいます。日常生活の活動や運動の中で、細胞や組織に非生理的な物理的力(伸展、圧縮、ねじり、せん断、曲げの力など)がかかることで痛みを引き起こすと考えられます。例えば、日常生活では猫背だったり、腰を反りすぎだったり、内股、がに股歩行など、運動では間違ったフォームや癖が強く出てしまうことで障害やケガを起こしやすくなってしまいます。